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ナレッジセンス、チャットGPTを活用した法人向けの生成AI「ChatSense」にパワーポイント内の画像について学習する機能を追加

ナレッジセンスは12月10日、チャットGPTを活用した法人向けの生成AI「ChatSense」について、パワーポイントポ内の画像・グラフ・フローチャートなどに対する学習機能をリリースした。

今まではテキスト部分しか学習対象ではなかったが、これによりパワーポイント上で画像により表現される情報も、生成AIが回答できるようになる。

独自の社内データを生成AIに学習させる「追加学習」サービスは、2024年始めにリリースされており、「追加学習」オプション加入済みのすべてのユーザーが利用できる。

今回のバージョンアップについては、ユーザー側で必要な作業は発生しない。これまでどおり、パワーポイントファイルをアップロードすることで、自動的に画像が文字起こし・構造化される。

ChatGPTに社内データを学習させる
「追加学習」機能(RAG)

❶ ChatGPTがサポートしていない独自機能 ~自社データを取り込んだAIの構築~

ChatSenseの新機能「追加学習」プラグイン機能では、以下のファイル形式のドキュメントをアップロードし、それに基づいてAIが回答するよう設定が可能である。

アップロード可能な独自データ形式:txt、csv、xlsx、docx、pdf、pptx、html、URL

また、複数ファイルの読み込み、複数のAIの作成、原稿用紙100万枚分までの学習なども可能である。

❷ 回答の参照元を必ず提示し、AIの嘘を見抜く

ChatGPTのデメリットの1つに、「回答生成に用いた情報を確認できない」ことがある。しかし、ChatSenseの追加学習機能 (RAG)では、回答に利用した社内データの参照を常に表示することが可能なので、いつでも元のドキュメントを確認し、AIの回答をダブルチェックできる。

[i Magazine・IS magazine]

 

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