米マイクロソフトは6月13日、VBScriptの廃止スケジュールを公表した。3段階で進み、2027年にWindows上から完全に削除され利用できなくなる。
廃止の理由として、「JavaScriptやPowerShellなどより強力で汎用性の高いスクリプト言語が誕生し、そちらのほうが最新のWeb開発や自動化タスクに最適なため」としている。
廃止は次のスケジュールで進められる。
第1フェーズ
Windows 11 24H2バージョン以降、VBScriptはオンデマンド機能(FOD)としてインストールされる。VBScriptはデフォルトでは有効で、オンデマンドで利用できる。VBScript FODは、[スタート] > [設定] > [システム] > [オプション機能]で確認できる。
第2フェーズ
2027年頃に、VBScriptのオンデマンド機能はデフォルトで無効になる。しかし、VBScriptが必要な場合は、必要に応じて有効にできる。
VBScriptは、 [設定] > [システム] > [オプション機能]→[オプション機能を追加する] と進み、[機能を表示]に[VBScript]と入力して、に[VBScript]の項目にチェックを入れてに[次へ]> [追加] を選択することで有効にできる。
第3フェーズ
VBScriptはWindows上から完全に削除され、オンデマンド機能も有効化できなくなる。この期日は未定である。
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