Synergy Research Groupは7月28日（米国時間）、2022年第2四半期のクラウドインフラ市場規模と主要プロバイダーの動向を発表した。
第2四半期のクラウドインフラ市場は、「強い為替逆風にもかかわらず」全世界で好調で、前年同期比29％増の547億ドル（約7兆4000億円）、直近12カ月（2021年3Q～2022年2Q）では2050億ドル（約27兆7600億円）と推定している。また2018年からの成長率は150％以上という。
プロバイダー別シェアでは、アマゾンが前年同期よりも1ポイント上昇して約34％、グーグルもシェアを拡大した結果、上位3社（アマゾン、マイクロソフト、グーグル）の合計は65％へと拡大した。この上位3社の優位性はパブリッククラウド分野でより顕著で、3社合計で72％を占める。
Synergy Research Groupでは、超大規模データセンターの新設やデータセンターへの投資が加速していることを指摘し、「クラウド市場のすべての主要な指標において、引き続き力強い成長が見込まれる」と予測している。
・「世界のクラウド市場、AWS・Azureでシェア50％超、2位Azureが1位AWSを猛追 ～Synergy Research Groupが2021年市場規模・プロバイダー別シェアを発表」
https://www.imagazine.co.jp/synergy-cloud-share2022-01/
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