サーバーワークスは8月28日、ITエンジニアの就職に関する調査結果を発表した。
調査は、過去10年以内にITエンジニアとして働き始めた20代・30代の会社員250名を対象に、2024年8月16日~8月20日に実施された。
ITエンジニアになる以前に何をしていたかを尋ねた設問では、約4割(38.6%)が「会社員」などからの転職組、残り約6割(60.4%)は「学生」だった。
「会社員」(35.6%)からの転職者に「元の職種」を尋ねた設問では、「技術職(ITエンジニアを除く)」27.6%、「事務・管理職」18.4%、「IT職(ITエンジニアを除く)」15.3%がトップ3という結果になった。ただし「マーケティング・営業職」10.2%、「販売・営業職」7.1%、「研究・開発職」7.1%などと多様な職種からの転職している。
ITエンジニアを志望した理由は、「安定した職業だと思ったから」28.0%、「成長性のある職業だと思ったから」17.1%、「元々インターネットに興味があったから」14.2%がトップ3という結果である。
ITエンジニアとして働く前にIT知識があったかどうかを尋ねた設問では、半数以上(53.8%)が「IT知識がなかった」と回答した。
また「IT知識がなかった」人に「採用された理由」を尋ねたところ、「将来的な成長やポテンシャルの評価」が最多(26.4%)だった。
ITエンジニアになったことについて、70.2%が「とてもよかった」と「まぁまぁよかった」と回答し、多数が満足感を覚えていることがわかった。ただし、約1割(10.5%)が「あまりよくなかった」「全くよくなかった」と回答している。
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