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RPG Code Assistantの提供を正式に「意向表明」 ~RPGプログラムの開発を生成AIにより支援。既存RPGコードを大規模言語データベースで学習させるプロジェクトが順調に進む?

IBMは10月21日、RPGプログラムの開発を生成AIにより支援する「RPG Code Assistant」を提供することを予定している、と下記の開発意向表明を発表した。

「IBMは、RPG用コード・アシスタントを提供することを予定しています。これは、IBM iソフトウェアの開発者が既存のRPGコードを理解し、自然言語記述を使用して新しいRPG関数を作成し、RPGコードのテストケースを自動的に生成するのを支援する生成型AIツールです」

RPG Code Assistantは、今年5月に米国で開催されたイベントで公表されたもので、次の4つの機能をもたせる計画とした。

❶ 古いRPGコードの内容やポイントを解説する「RPGコード説明機能」
❷ 開発したいコードをふつうの言葉で指示するだけでコードを生成する「RPGコード生成機能」
➌ ふつうの言葉で指示するだけでテストコードを生成できる「RPGテストコード生成機能」
➍ RPG ⅢコードをFF RPGコードへ変換する「RPGコード変換機能」

IBMは現在、既存のRPG Ⅲ・RPG Ⅳプログラムや仕様書、定義書などを世界規模で収集し、それらをRPG Code Assistantの大規模言語データベースとしているGraniteに学習させるプロジェクトを推進している。

今回の開発意向表明は、そのプロジェクトがIBM i開発陣の想定どおりに進んでいるためと思われる。i Magazineが推定するRPG Code Assistantの構成は、下図のとおりである。

RPG Code Assistantの構成(i Magazine推定)
RPG Code Assistantの構成(i Magazine推定)

[i Magazine・IS magazine]

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