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「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の受験者数、開始1年で3000人超え ~「Python 3 エンジニア認定基礎試験」は昨年9月に1万人超え

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会は7月9日、「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の受験者数が3158人となり、試験開始1年で3000人を超えた、と発表した。2021年6月末時点の合格者数は2726人。

同協会は2016年7月に設立されたプログラミング言語PythonとPython流プログラミングスタイルの普及を目的としたPython人材の育成推進団体。2017年6月から文法の基礎を問う「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を開始し、2020年6月からはPythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を実施してきた。

今回の受験者数3000名超えは、昨年6月スタートの「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」だが、「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」のほうは試験開始3年2カ月目の2020年9月に累計1万人を超えている。

「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は、『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』(翔泳社刊)を主教材として40問出題され(すべて選択式)、70%以上の正答率で合格となる。受験料は1万円+税。

「Python 3 エンジニア認定基礎試験」は、主教材の『Pythonチュートリアル 第3版』(オライリー・ジャパン刊)と一般知識から40問出題され(すべて選択式)、70%以上の正答率で合格となる。受験料は1万円+税。

両試験とも、全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターで実施され、試験時間は60分。コンピュータ上で出題・回答を行う形式のCBT試験になる。

以下は、同協会が公開している主教材の出題範囲と割合である。

 

◎Python 3 エンジニア認定データ分析試験

内容問題数問題割合
1データエンジニアの役割20.05
2Pythonと環境
1実行環境構築10.025
2Pythonの基礎30.075
3Jupyter Notebook10.025
3数学の基礎
1数式を読むための基礎知識10.025
2線形代数20.05
3基礎解析10.025
4確率と統計20.05
4ライブラリによる分析実践
1NumPy60.15
2pandas70.175
3Matplotlib60.15
4scikit-learn80.2
5応用: データ収集と加工00
主教材の『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』(翔泳社刊)

 

◎Python 3 エンジニア認定基礎試験

出題数出題率
1章 食欲をそそってみようか10.025
2章 Pythonインタープリタの使い方10.025
3章 気楽な入門編60.15
4章 制御構造ツール90.225
5章 データ構造70.175
6章 モジュール20.05
7章 入出力10.025
8章 エラーと例外40.1
9章 クラス20.05
10章 標準ライブラリめぐり40.1
11章 標準ライブラリめぐり─PartII10.025
12章 仮想環境とパッケージ10.025
13章 次はなに?00
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換10.025
合計401
Pythonチュートリアル 第3版
主教材の『Pythonチュートリアル 第3版』 *現在、第4版が刊行されている

 

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会
https://www.pythonic-exam.com/

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