オムニサイエンスは、Power Virtual Serverへの移行を支援する「PowerVS Starter Pack」(以下、Starter Pack)と移行後の運用を支援する「PowerVS Managed Pack」(以下、Managed Pack)の提供を4月にスタートさせた。
同社は、本誌2021年10月号で紹介したブラブジャパンの全社システムのPower Virtual Server(以下、PowerVS)への移行や運用支援などで実績があり、「それらの経験をベースにメニュー化したもの」(COOの下野皓平氏)という。
Starter Packは、移行支援・テスト支援・運用設計支援の3つの支援サービス、Managed Packは、リソース最適化・技術支援・監視支援の3つの支援サービスから成る。
両サービスにはBASIC、ADVANCE、PREMIUMなどのエディションがあり、ユーザーのシステム要件や支援内容によって選択可能で、途中で変更もできる。
提案にいたる前段として、無料の「Power Virtual Server体験ワークショップ」を開催している。「ヒアリング」と「PowerVSデモ」の2つのワークショップがあり、ヒアリングではユーザーの環境や課題の確認。もう1つのPowerVSデモでは、ヒアリング結果を基にした構成案や概算費用の説明と、PowerVSの運用・管理方法をデモで紹介している。ユーザーの検討状況に応じて事前検証の支援も行う。
「PowerVSは、仕組みをご存じない方にとっては非常に複雑に見え、利用は困難と感じられていると理解しています。当社は無料のワークショップでPowerVSを初歩からご紹介し、お客様が無理なくスムーズに移行し、安定した本番運用を行えるよう各種支援サービスをご用意しています」と、下野氏は語る。
株式会社オムニサイエンス https://www.omni-s.co.jp/
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