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IBM iとAWSのAPI連携を容易に、日販テクシードが「ハイブリッドAPI開発スターターパック」を提供開始 ~API設定ハンズオン支援やサンプルWebアプリも提供

日販テクシードは7月6日、IBM iシステムとAWS上で稼働するWebアプリケーションとのリアルタイム連携を実現する「ハイブリッドAPI開発スターターパック」の提供を開始する、と発表した。オムニサイエンスの「API-Bridge」をAPI連携用ツールとして利用する。

IBM iユーザーの間では、新しい業務要件や経営ニーズに対応するために、既存システムのモダナイゼーションや改築が多方面で進行している。そのような際に新規システムをWebアプリケーションとして外部に構築し、IBM i上のシステムと連携させる考え方が広がりつつある。既存システムやデータベースに大きな変更を加えることなくシステムの拡張を実現できるからだ。

ただし、それにはIBM iのスキルに加えて、新規システムを設置する外部環境に関するスキル・経験や、外部環境とIBM iとの連携についてのスキルが必要になる。たとえばAWS上に構築する場合は、AWSおよびAWSとIBM iのアプリケーション連携に関するスキル・経験が必要になる。そしてそうしたスキル・経験の不足が、ユーザーにIBM iと外部システムとの連携を躊躇させる要因の1つになっていた。

日販テクシードが今回提供する「ハイブリッドAPI開発スターターパック」は、AWSおよび連携に関するユーザーのスキル・経験の不足をカバーし、早期の連携システム構築を実現するもの。

基本メニューとしては、「API-Bridge環境構築・導入」「API設定ハンズオン支援」「サンプルWebアプリ(選択可)+性能検証用PCプログラムの導入」が用意されている。

API-Bridge環境構築・導入
•API-Bridge稼働環境をAWS(EC2)上に構築
•稼働環境にAPI-Bridgeツールを導入

API設定ハンズオン支援
•APIが実行するジョブ数の調整
•サンプルAPIの設定(3本、CL・RPG・SQLを1本ずつ)
•API疎通確認・利用方法のレクチャー

サンプルWebアプリ(選択可)+性能検証用PCプログラムの導入 
•サンプルWebアプリ用稼働環境をAWS(EC2)上に構築
•サンプルWebアプリの導入
•性能検証用PCプログラム(Pythonモジュール)の導入

**サンプルWebアプリ:スクラッチ開発アプリ、静的な簡易アプリ、SaaS利用アプリなどから選択
**性能検証用PCプログラム:PC(Pythonモジュール)- API-Bridge – IBM i間の性能検証

日販テクシードでは、同サービスの利用メリットとして、「AWS利用による初期投資/ランニングコストの抑制」「スモールスタート」などをアピールしている。

IBM iーAWSのアプリケーション連携概要
IBM iーAWSのアプリケーション連携概要

 

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