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基幹データを地図上に多彩に表現する「MapInfo」、三和コムテックが提供開始 ~迅速な情報共有・効果的な意思決定を支援

地理空間情報への関心と取り組みが進んでいる。その理由は、大量の情報を視覚的にわかりやすく整理でき、迅速な情報共有や効果的な意思決定につなげられるからである。

三和コムテックが提供を開始した「MapInfo」は国内外で既に多くの企業が利用する定評のある製品だが、IBM iユーザーの間で地理空間情報ツールの利用が進んでいないことを踏まえて、「IBM i上に蓄積されたデータを地図上に落として可視化することで新たな活用ができるのではないかと考え、取り扱いを始めました」と同社は説明する。

MapInfoの特徴は、簡単かつスピーディに各種データを地図上に表示できる点である。

 

データソースとしては、Db2 for i、Oracle、SQL ServerなどのデータベースをはじめとしてExcel、XML、テキストファイルなどを利用でき、それらのデータをMapInfoで「tabファイル」化し、さらに地図上にマッピングするための地理座標情報を付加して「ジオコード」に変換するだけで地図上で情報の表示が可能になる。地理座標情報用として「住所」「郵便番号」「道路情報」などが利用可能。地図はマイクロソフトなどの道路・航空・ハイブリッドの各地図に対応している。

MapInfoのもう1つの特徴は、データを多彩に表現・表示できる点である。色分け、種別分け、グラフ(円・棒など)、ラベル、サイズ可変シンボル、ドット密度などを選択できる。また地図表示後の検索機能やレポート作成機能なども備えている。

MapInfoはファミリー製品で、無料の開発環境「Map Basic」、MapBasicで開発したプログラムを実行する「Map Info Run time」、情報と地図を連携・視覚化する「Map Info Pro」などがある。

MapInfoファミリー

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