「ハイパーコンバージド・システム」と呼ばれるジャンルの製品に、熱い視線が注がれている。メーカー/ベンダーは、次のビジネスの成長エンジンとして期待を膨らませ、新製品の投入や機能拡張、体制の整備を急ぐ。ユーザーは、システム構築・運用に関わる従来からの課題・問題を根本的に解決できるテクノロジーとして検討を進める。すでに利用を開始した企業ユーザーは、ハイパーコンバージド技術をベースとする、次のシステムの構想を練り始めている。ハイパーコンバージド・システムはどのような技術をもち、広がりを見せているか。技術、製品、市場、ベンダー/ユーザーの取り組みという切り口でレポートする。[IS magazine No.17掲載]
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CONTENTS
Part 1 ハイパーコンバージド技術・製品・市場動向
導入したユーザーは驚嘆の声
相次ぐ製品投入、市場は急成長
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IDC Japan 宝出幸久氏に聞く
ハイパーコンバージド市場の最新動向
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Part 2 ついに登場 Nutanix on Power Systems
高性能・高集積の仮想化基盤
IBM Hyperconverged Systems
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Part 3 ベンダーの取り組みを聞く
インタビュー 吉松正三 氏 JBCC株式会社 取締役 常務執行役員 ソリューション事業担当
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Part4 ハイパーコンバージド選択・非選択の判断と根拠 ~JBCC「インフラ最適化クリック」の診断
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Part 5 先進ユーザー事例
株式会社北陸銀行
物理サーバー300台のシステム基盤を、Nutanix導入により一新
システム開発を2カ月から2週間へ、運用コストを40%削減
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株式会社古川製作所
Lenovo HX3500導入を機に、基盤・ネットワークを再構築
将来は東西のシステムをオンプレミスで一元化・集約化
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