ベンダーが運営するサイトのなかに、自社の製品・サービスには触れず、IBM iに関する多様な情報を提供するものがいくつかある。
多様なIBM i情報に
力を入れる「iCafe」
日本IBMのVAD(付加価値ディストリビューター)であるイグアスが運営する「iCafe」はその代表的なサイトの1つで、[スペシャル][コラム][ソリューション][ニュース][お役立ち記事][資料ダウンロード]という6つのコーナーを設け、さまざまなIBM i関連情報を提供している。
[スペシャル]は「IBM iに関する基本的な情報」を掲載するコーナー。次のような記事を掲載している。
<ディープラーニング特集>(2017年7月〜8月)
・第1回 [入門編] いまさら聞けないディープラーニング、機械学習
・第2回 ディープラーニングのモデルと専用サーバーを知る
・第3回 OpenPOWERが拓くディープコンピューティング用サーバーの未来
◦RPG経験者のみ採用する、というアプローチは今後通用するか!? ITエンジニア紹介のエキスパートが語る「エンジニア採用対策」(2017年5月)
[コラム]では、安井賢克氏の「IBM i の誕生を探る IBMのオフコンはいかにして生き残ったのか?」と、小川誠氏の「IBM i進化論 〜知っておきたい12のこと」の掲載がある。
[ソリューション]はIBM i関連の製品の紹介コーナーで、「カテゴリ」と
「特徴」から検索できる。[ニュース]は
イベントのレポートとインフォメーション。[お役立ち記事]ではIBM iの技術解説記事が掲載されている。また、IBM iの用語集もある。[資料ダウンロード]は開催済みイベントのダウンロード案内である。
Q&Aの[掲示板]もある
「e-BELLNET.com」
ベル・データの「e-BELLNET.com」は、歴史のあるIBM i情報サイトである。[製品情報][技術情報][問題解決の運用とヒント][IBM iコラム][IBM iリンク集][セミナー情報]というコーナーがあり、Q&Aの[掲示板]も設けられている。
[製品情報]では、次のような記事が掲載されている。
・自動車サプライ チェーンにおけるIBM i議論の応酬(2017年10月26日)
・アプリケーション・モダナイゼーションを牽引するものは何か(2017年10月12日)
・HMC管理をネイティブでPowerサーバーのLPARに移行(2017年10月12日)
また、[技術情報]では、次のような記事がある。
・PHPの勝利への道のり、パート 2(2017年10月26日)
・SQLテーブルへの画像の保存、パート1(2017年9月28日)
・条件付きSQL結合(2017年9月14日)
[問題解決の運用とヒント]は、Q&A形式の技術解説。最新のポストでは、「5733-OPSで利用可能なオープンソースソフトウェアとNode.js v1のサポート終了について」への回答を掲載している。
課題解決のための
会社検索サイト「AS400ナビ」
オムニサイエンスが運営する「AS400ナビ」は、「IBM i(AS/400)課題解決のための会社検索サイト」がキャッチフレーズのIBM i情報サイトである。「システム開発」「業務アプリケーション」「BI/データ活用」など8つのカテゴリから検索可能で、のべ70の製品・サービスが登録されている。
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◎記事で紹介したサイト
・iCafe
・e-BELLNET.com
・AS400ナビ
【i Magazine編集部】