アイエルアイ総合研究所（以下、ILI総研）は、Excel上にデータ入出力用の画面フォームをドラッグ＆ドロップによりデザインするだけでデータベース・プログラムを作成できる「StiLLmDX ｣（スティルディーエックス）の販売を5月20日より開始している。エンドユーザー向けの汎用ノーコード・ツールで、「簡単、低価格」が大きな特徴である。
同社は、累計ユーザー数約6500社、約20万ライセンスの販売実績をもつExcelベースの利用部門向け開発ツール「StiLL」で知られるが、今回のStiLLmDXはそのStiLLを大幅に拡張し、Excelへのドラッグ＆ドロップだけでプログラム作成を可能にした。
「Excelの中級程度の技術で開発できるため難易度が低く、開発工数は一般的なローコード製品の約1/3、汎用性があるため、ほぼすべての入力画面が作成できる」と、同社はアピールしている。
対応するデータベースはSQL Server、ACCDB、CSVの3種で、年内にOracle、PostgreSQL、MySQLへの対応を予定している。
また基幹系・業務系システムとの連携は、Excel、CSV、ODBC、WebAPIなどで可能。パスワード管理や権限管理などのセキュリティ機能も備える。
稼働環境はオンプレミスとクラウドに対応。価格体系はオンプレミス用とクラウド用で異なるが、初期導入費5万円、月額2万8000円から（開発ライセンス×2、実行ライセンス×5）。開発ライセンス・実行ライセンスとも追加購入できる。
・アイエルアイ総合研究所
https://www.still.co.jp/
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