IBMは8月17日(現地時間)、IBM i Access Client Solutions (ACS) の最新アップデートとして「バージョン1.1.9.3」を発表した。
主な強化点は、以下のとおり。
1. SQLスクリプトの実行
– タブをまたいだ検索
– フォーマットとカラー化のSQL構文の更新
– コンテンツ・アシストのパフォーマンス向上
– 例からの挿入の追加
2. スキーマ
– SQLデータ操作言語(DML)を生成する新しいアクション
テーブルとビューのSQLステートメント
3. IFS
– “アップロード元の場所 “を指定する環境設定の追加
– アップロードとダウンロードの同時実行に許可される最大スレッドを指定する環境設定の追加
– 許可されるトップレベル・ディレクトリを設定するプロパティのサポート
– ユーザビリティの改善
ビューアがインストールされていない1MB以上のファイルを表示しようとしたときのユーザビリティ向上
4. オープンソースパッケージ管理
– パスワードで保護された SSH 鍵のサポート
5. 一般
– ツールメニューにシステムデバッガを追加
◎その他
そのほか多数の修正が含まれている。
また「お知らせ」として、以下の記述がある。
・FIPS準拠チェックは、将来のアップデートではサポートされない。クライアントSSLは、FIPS準拠が前提になる。
・チェックボックスは、将来のアップデートで削除される予定。今回のアップデート以降、このオプションがチェックされている場合、JREにアクセスすると警告が表示される。
・IBM i Access – Client Solutions 5733XJ1
https://www.ibm.com/support/pages/ibm-i-access-client-solutions-5733xj1
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