IBMは10月22日、IBM Db2 Mirror for iとIBM PowerHA SystemMirror for iをサブスクリプションで提供する、と発表した。これにより、IBMが提供するIBM i関連のソフトウェア製品のほぼすべてがサブスクリプションに移行したことになる。
IBMは、2022年5月にPower S914(4コア)のOSを含むサブスクリプションを発表して以降、P05/P10マシン上のIBM i OSの永続ライセンス廃止=サブスクリプションへの切り替えや、各種ライセンスプログラム(LPP)のサブスクリプションへの移行、LPP製品の無償化と簡素化を継続的に実施してきた。
今回のIBM Db2 Mirror for iとIBM PowerHA SystemMirror for iのサブスクリプション化は、その最後となるもの。これにより、オンプレミスとクラウドのライセンス体系がいっそう近づき、クラウドへの移行をより容易にする環境へさらに一歩近づいたと言える。
IBM Db2 Mirror for iとIBM PowerHA SystemMirror for iともサブスクリプション・サービスは期間単位で、90日、1年、2年、3年、4年、5年の各期間が設定されている。
提供開始は、IBM PowerHA SystemMirror for iが2024年11月29日、IBM Db2 Mirror for iが2024年12月13日の予定。
[i Magazine・IS magazine]