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5G接続は2025年に20億を突破、モバイル接続の20%以上に ~GSMAが予測。「世界の5人に2人以上が5Gネットワークにアクセスできる範囲に住む」

移動体通信事業者や関連企業からなる業界団体GSMアソシエーション(GSMA)は3月2日(現地時間)、モバイル通信における5G接続の普及動向について予測を発表した。

それによると、2022年に10億接続、2025年には20億接続を突破し、2025年末までにモバイル接続全体の5分の1以上を占め、世界の5人に2人以上が5Gネットワークにアクセスできる範囲に住むという。

5Gは現在、世界70カ国で約200のネットワークが稼働している。この普及のスピードは3Gや4Gにはなかった速さで(5Gは発売18カ月でモバイル接続の5.5%以上、3G・4Gは同時期2.2%未満)、「さまざまな価格帯で増え続ける5G対応スマートフォン」が普及を後押しているとしている。

GSMAのCTOアレックス・シンクレア氏は、「革新的なプラン、ビデオストリーミングサービス、5G携帯電話の販売増、ネットワーク範囲の拡大などの要因により、勢いは加速している。さらに昨年(2021年)、ラテンアメリカとサハラ砂漠以南のアフリカで5Gサービスが開始されたことは、世界のすべての地域で利用可能になったことを意味し、さらなる成長とサービスに対する変革が進むと考えられる」と述べている。

また現在、さまざまなユースケースをサポートするために、複数のサブ3GHz周波数帯の5G利用、5G mmWave、5G Advancedなどの機能拡張の取り組みが進行中という。

以下の図表は地域別の5G普及動向予測(資料:GSMA「The Mobile Economy Report 2022」)

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・ニュースリリース「Mobile Momentum: 5G connections to surpass 1 billion in 2022, says GSMA」(英語)
https://www.gsma.com/newsroom/press-release/mobile-momentum-5g-connections-to-surpass-1-billion-in-2022-says-gsma/
・「The Mobile Economy Report 2022」(英語)
https://www.gsma.com/mobileeconomy/wp-content/uploads/2022/02/280222-The-Mobile-Economy-2022.pdf

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