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NTTデータビジネスブレインズ、ClimberCloudに「AIオプション」を追加 ~AI OCR利用で文書登録業務を効率化、月額1500円~

NTTデータビジネスブレインズは8月27日、電子帳簿保存法・インボイス制度対応のバックオフィス業務支援クラウドサービス「ClimberCloud」に、文書登録業務を効率化する「AIオプション」を追加した、と発表した。

AIオプションを利用すると、従来、電子帳簿保存法(以下、電帳法)の検索要件を満たすために手動で行っていた「取引年月日、取引金額、取引先」の入力を自動化でき、効率的なデータ登録が可能になる。また、二重登録を検知する機能もあり、電帳法対応業務の工数削減も可能になる。

NTTデータビジネスブレインズでは2023年8月に「OCR連携」をClimberCloudのオプションに追加し、データ登録業務を効率化する環境を提供した経緯がある。今回の「AIオプション」は、AI機能をもつOCRサービスを追加したことで、さらに効率化を図ったことになる。

AIオプションは、次の5つのステップで利用できる(アーカイブ画面からファイル付きリストコンテンツへ登録を行う場合)。

ステップ1:ファイル付きリストマスターの入力フォーマット画面でマッピング設定

・ファイル付きリストの検索項目とAI OCRによって文書から抽出する項目をマッピング設定。
・マッピング設定可能な項目は、取引年月日、取引先名、合計金額、事業者登録番号の4項目。

ステップ2:アップロードするファイルの準備

・自動読み込みが可能なファイル拡張子は、pdf、jpeg、jpg、png、tiffの5種類。

ステップ3:アーカイブ画面でファイルをアップロード

ステップ4:検索項目にセットされている値を確認

・ステップ1でマッピング設定した検索項目に、AI OCRによって抽出された項目の値がセットされていることを確認。

ステップ5:保存を実行

AIオプションは従量課金制。ClimberCloudの基本料金(月額900円~)+AIオプション料金で利用でき、AIオプションの月額料金は1500円(登録100件まで)~となっている。

IBM iユーザーは、アイエステクノポートが提供するClimberCloud連携オプション(ClimberCloudアダプター)を利用することによって、IBM i上 で生成した帳票PDFをClimberCloudアダプター経由でクラウド上のClimberCloudへアップし、Web請求や電帳法対応の電子保存などを自動で行える。

[i Magazine・IS magazine]

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