Booch法やUMLの開発で知られるIBMフェローのグラディ・ブーチ(Grady Booch)氏が、「ソフトウェアエンジニアリングの歴史」と題する講演を2018年6月12日に行った(TEC-J主催)。紀元前27世紀から現在に至るまでのソフトウェアエンジニアリングの歩みを、人を軸にエピソードたっぷりに語る講演は、一般に知られていない事柄も多く、参加者を魅了した。本サイトでは、ブーチ氏の講演全文を9回に分けて掲載します。
第1回 エンジニアリングは高級神官イムホテプから始まる
第2回 ソフトウェアエンジニアリングのさまざまな定義
第3回 Adaから始まりエンジニアリングの基礎が築かれる
第4回 ソフトウェアエンジニアリングへ
第5回 サブルーチン、コンパイラ、FORTRANの誕生
第6回 ソフトウェアが現実のものになる
第7回 アルゴリズムからオブジェクト指向へ
第8回 ソフトウェアエンジニアリングの第3の黄金時代
第9回 ソフトウェアは、ハードウェアの可能性の物語を囁く
◎グラディ・ブーチ(Grady Booch)氏
グラディ・ブーチ(Grady Booch)氏は1955年、米国テキサス州生まれ。オブジェクト指向ソフトウェア開発方法論Booch法とソフトウェア開発モデリング言語UMLの開発者。現在、IBM フェロー。ACM フェローおよびIEEEのフェローでもある。*Wikipedia
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