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IBM iのAccess Client Solutions(ACS)に最新バージョンとなる1.1.9.5が登場 ~SQLの実行、メニュー、スキーマやデータ転送などで機能強化

米IBMは2024年4月、Access Client Solutions(ACS)の最新バージョンとなる1.1.9.5をリリースした。

バージョン = 1.1.9.5
ビルド日 = 2024年4月
ESS レベル = LCD8-2010-34

このアップデートには、以下の機能強化が含まれている。

1 SQL スクリプトの実行
・Content Assistのパフォーマンス向上
・Jog Log Viewからのテキストのコピーが可能に
・PC からファイルを選択する際、リストまたは詳細ビューを保存
・システムグループ(System Group)を使用して別のデータベースに接続
・「例からの挿入」を追加

2  視覚的な機能強化
・クエリー分析時の調整を容易にするツールバーボタンを追加
・ダイアグラムの凡例に設定を変更するためのアクションを追加
・グラフ全体に対するアクションと、選択したアイコンのアクションを区別するために、アクションメニューを変更
・オブジェクトシステム名を表示する新しいオプション(アイコン)を追加
・推定行と実際の行の両方を表示する新しいオプション(矢印)を追加
・すべての属性を表示するホバーテキスト付きのグラフリンクを追加
・ユーザーが調整したアイコンの間隔を保存

3 スキーマ
・テーブルとビューのSQLデータ操作言語(DML)ステートメント(INSERT、UPDATE、DELETE)を生成するアクションを追加
・ LASTのエイリアスをサポート(以下のPTFが必要)
  SF99950 レベル 7 – IBMi リリース 7.5
  SF99704 レベル 28 – IBMi リリース 7.4

4 データ転送
・xlsまたはxlsxファイルへのダウンロード時に列を自動的に調整するオプションを追加

5 IFS
・システムグループを使用して別のシステムに切り替える

6 プリンタ出力
・異なるシステムへの切り替えをサポート

7 5250ディスプレイエミュレータ
・ホストコードページをタイトルの一部として表示可能に
・5250のコマンドラインから初期マクロを指定
・設定されたハードウェア管理インターフェースをアクションメニューに追加。

8 5250 プリントエミュレータ
・JPSプリンタセッションのページ方向自動判別機能を強化

9 オープンソースパッケージ管理
・タイムアウトを調整するプロパティを追加

10 その他
・CHECKVERSIONプラグインを追加
・メインGUIからプラグインが起動されていないときにアップデートのチェックを有効にするオプションを追加
・コマンドラインからシステムグループとハードウェア管理インターフェースに向けた追加設定オプションを追加
・さまざまなハードウェア管理インターフェースのデフォルトURLを設定するオプションを追加
る。

 

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