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IBM Navigator for iに脆弱性、サーバーサイドのリクエスト偽装を受ける恐れ ~IBM i 7.3~7.5に影響

IBMは1月31日、Navigator for iに脆弱性があり、インターフェースの制限の回避とサーバーサイドのリクエスト偽装を受ける恐れがある、と発表した。

影響を受けるIBM i OSバージョンは、

・IBM i 7.5
・IBM i 7.4
・IBM i 7.3

以下の脆弱性が指摘されている。

CVE-2024-51464

Navigator for iのインターフェース制限を回避される脆弱性がある。攻撃者は、特別に細工したリクエストを送信することで、一般のNavigator for iユーザー実行できない操作をリモートで実行する恐れがある。

CVSS 基本スコア:4.3(警告)

CVE-2024-51463

サーバーに成り代わりリクエスト送信を強要する攻撃手法である「サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性がある。攻撃者は、システムから不正なリクエストを送信できるようになり、ほかの攻撃を容易にしたりできる可能性がある。

CVSS 基本スコア:5.4(警告)

対処法

以下のPTFを適用することにより修正できる。

IBM i OSバージョン  PTF番号  ダウンロード・リンク
7.5 SJ02361 https://www.ibm.com/mysupport/s/fix-information?legacy=SJ02361
7.4 SJ02360 https://www.ibm.com/mysupport/s/fix-information?legacy=SJ02360
7.3 SJ02359 https://www.ibm.com/mysupport/s/fix-information?legacy=SJ02359

・Security Bulletin: IBM i is vulnerable to a denial of service of network ports due to deserialization of untrusted data in Management Centr

・Security Bulletin: IBM i is vulnerable to bypassing Navigator for i interface restrictions and a server-side request forgery [CVE-2024-51463, CVE-2024-51464] 
https://www.ibm.com/support/pages/node/7179509

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