IBMは8月8日、IBM i Access Client Solutions(ACS)1.1.9.6をリリースした。
ACSの機能アップデートは年に2~3回のペースで行われているが、今回のリリースでは以下の機能強化と使い勝手の向上が図られた。
SQLスクリプトの実行 (RSS)
・修正したSQL文を元のSQL文との置き換えが可能に
・IFSパネルからRSSパネルへの.sqlファイルのドラッグ&ドロップ
・RSSタブの記憶/保存/再開
・DMLカテゴリへのMERGE例の追加
・ファイル選択ダイアログの使いやすさの向上(Windowsのみ)
スキーマ
・新規関数と新規プロシージャ・ダイアログでPROGRAM_NAMEをサポート
IFS
・PCからIFSへのファイルのドラッグ&ドロップでIFSパネルを開く
・ダブルクリックでファイルを表示可能に
データ転送
・「IBM iデータベース・ファイルの作成」ダイアログでスキャン結果のダブルクリックして詳細を開く
5250エミュレータ(画面履歴の強化)
・画像の上/下にタイムスタンプ追加
・画像をフォルダへコンバートするための /PLUGIN
一般
・ACS CLIオプションを使用してLANコンソール接続を作成可能に
コンソール設定
・ACSプラグインPWCHANGEの機能強化
・システムグループを使用したパスワードの変更
IBM i Access – ACS Updatesページ
https://www.ibm.com/support/pages/ibm-i-access-acs-updates
[i Magazine・IS magazine]