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IBM i用HTTP Server (powered by Apache)の脆弱性について改めて注意喚起 ~CVE-2023-44487、今年3月にも警告

IBMは5月13日、IBM iで使用されているIBM HTTP Server(powered by Apache) には、HTTP/2 プロトコルを使用したDoS(サービス拒否)攻撃を受ける脆弱性がある、と発表した。

IBM i用IBM HTTP Server (powered by Apache) の脆弱性については今年3月16日付け「Security Bulletin」でも警告されている。今回の脆弱性では、以下が指摘されている。

CVE-2023-44487

影響を受けるOSバージョンは、

・IBM i 7.5
・IBM i 7.4
・IBM i 7.3

IBM i で使用される IBM HTTP Server (powered by Apache) には、HTTP/2 プロトコルの多重化ストリームの誤った処理によりDoS(サービス拒否)攻撃を受ける脆弱性がある。

CVSSベース・スコア:7.5(重要)

対処法

以下のPTFを適用することにより対処できる。

IBM i OSバージョン  PTF 番号  PTF ダウンロード・リンク
7.5 SJ00522 https://www.ibm.com/mysupport/s/fix-information/aDrKe0000004D60KAE
7.4 SJ00521 https://www.ibm.com/mysupport/s/fix-information/aDrKe0000004D5vKAE
7.3 SJ00520 https://www.ibm.com/mysupport/s/fix-information/aDrKe0000004D5qKAE

 

・Security Bulletin: IBM HTTP Server (powered by Apache) for IBM i is vulnerable to a denial of service attack using HTTP/2 protocol. 
https://www.ibm.com/support/pages/node/7142039

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