Synergy Research Groupは1月23日(米国時間)、2022年の主要なパブリッククラウドサービスおよびインフラ市場の調査結果を発表した。
それによると、2022年の事業者/ベンダーの収益は5440億ドルに達し、2021年から21%増加した。最も大きく成長したのはIaaSとPaaS分野で、前年比29%増の1950億ドル超。マネージドプライベートクラウドサービス、エンタープライズSaaS、CDNの各分野は平均19%の増加だった。
クラウド市場は世界の各地域で成長しているが、米国が依然として中心的存在。2022年には米国がクラウドサービス売上高全体の45%、ハイパースケールデータセンターの容量で53%、2位は中国で、クラウドサービス売上高全体の8%、ハイパースケールデータセンターの容量で16%を占める、と予測している。
Synergy Research Groupでは、今後4年間にパブリッククラウドサービスの売上高は現在の2倍になると予想する。その間、大手クラウドプロバイダーはデータセンターを50%増加させ、ハイパースケールデータセンターの容量は65%以上になるという。
[i Magazine・IS magazine]