日本能率協会は9月12日、「2022年度新入社員意識調査」の結果を発表した。
同協会が実施している「新入社員向け公開教育セミナー」への参加者を対象にした調査で、男性352人、女性192人の計545人が回答した。調査時期は2022年4月8日~8日。
主な結果は以下のとおり。
理想の上司・先輩は、「仕事について丁寧に指導する人」が1位(71.7%)で、過去最高。その一方、「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」「仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩」は大幅にダウン。
仕事の不安は、「上司・同僚などの職場の人とうまくやっていけるか」が1位(64.6%)。人間関係に関する不安が増加。
抵抗がある業務は、「指示が曖昧なまま作業を進めること」が1位(82.7%)
意欲や能力を高めるための上司や人事への期待は、「成長や力量に対する定期的なフィードバック」が1位で、61.8%。
「1つの仕事を長く続けて専門性を磨きたい」は6割、「いろいろな業務を経験し、仕事の幅を広げたい」は4割
仕事よりもプライベートを優先したい人は82.7%。
キャリアイメージを描いている人は55.2%。そのうち5年先が3割。10年先が3割。
仕事に必要な能力やスキルを身につけることの責任は「個人」とする回答は85.5%。
日本能率協会「2022年度新入社員意識調査」結果報告
https://jma-news.com/archives/5768?_ga=2.190213032.206084285.1663447683-1874229631.1663447683
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