バルテスは8月2日、「Internet Explorer 11サポート終了に関するアンケート調査」の結果を発表した。
Internet Explorer 11(以下、IE 11)は今年6月15日にマイクロソフトのサポートが終了したが、調査は6月28日~7月15日に、バルテスが提供中のソフトウェア品質向上プラットフォーム「Qbook」内のWebアンケートとして実施された。企業ユーザー440人が有効回答を寄せた。
勤務先におけるIEの利用状況については、
・利用している:12%
・EdgeのIEモードを利用している:35%
・利用していない:53%
で、約半数(47%)が利用中。継続の理由としては(回答数:207)、
・業務システム上利用せざるを得ないため:65%
・顧客対応で必要なため:17%
・自分が使い慣れているため:8%
・社内でIEを使うよう決められているため:5%
・その他:5%
という結果だった。
一方、IEのサポート終了に伴う各種準備については、
・順調である:42%
・どちらともいえない:35%
・難航している:5%
・わからない:18%
という結果で、このうち「どちらともいえない」「難航している」(計40%)の回答者に、準備の課題について尋ねた設問へは(回答者:66人)、
・影響を把握しきれていない:29%
・社内でリソースが不足している:22%
・予算が不足している:4%
・スケジュールがタイトである:4%
・その他:7%
との回答だった。
また、IE終了に対する必要な対応としては、以下のような結果だった(回答数:440、以下の数字は件数)。
・社内基幹システムの対応:225(51%)
・顧客納品システムへの対応:135(31%)
・業務プロセスへの対応:106(24%)
・開発工程の変更:10%
・その他:8%
その他としては、次が挙げられている。
• アプリケーションアップデート時のブラウザ更新
• 評価後システムのReplace実施
• エンドユーザーへの周知
• 取説などのIE画面の入れ替え
• 社内認知訴求対応
• お客様システム変更時のマニュアル変更
・「Internet Explorer 11サポート終了に関するアンケート調査」(ダウンロード)
https://www.qbook.jp/download/1393/?_gl=1*uigdfb*_ga*MTQ1MDcwNTU1My4xNjU5NTQ5Nzcy*_ga_25D7SJ41F0*MTY1OTU0OTc3NC4xLjEuMTY1OTU0OTgwNC4w
[i Magazine・IS magazine]