立命館大学は学生、教職員、志願者の利用する新しい事務情報システム「RISING4」を本番稼働させた。オープン系サーバーからIBM iへ、そしてパッケージ利用・外部委託から自前開発・自前維持体制へ。完全移行を目指し、情報システム部では「立命館スタンダード」とも言うべき先進的なソフトウェア基盤とアプリケーション・フレームワークを構築した。本特集では、検討を開始した2013年から全面本番稼働を迎えた2018年まで、RISING4構築に取り組んだ情報システム部の5年間の軌跡と技術の成果を紹介する。
PART 1 2013-2015
RISING4の始動
資産継承性の高いソフトウェア基盤と
内製主義を貫く体制確立に向けて
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PART 2 2015-2018
RISING4の実現
独自のアプリケーション開発標準と
アプリケーション・フレームワークを構築
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INTERVIEW
RISING4のプロジェクトで得た大きな財産が
今後の学園改革の礎となる
田尻 実氏 学校法人立命館 情報システム部 部長
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PART 3
RISING4の技術
独創的なWeb画面生成機構を開発
部品化・レイヤ化・テンプレート化も導入
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HISTORY
RISING4構築への歩み
[i Magazine 2018 Winter(2018年11月)掲載]