システムを長く使い続けていると、そこで使用しているサーバーやOS、
ツールが保守サービスの終了を迎えたり、あるいはネットワーク環境が変わるなど、
導入・構築の当初には想定していなかった対応を迫られることがある。本特集では、
こうした“環境変化”への対応策として、8つの知っておきたい課題とその解決策を紹介する。
課題●IBM iとオープン系システムを安価に統合的に監視したい
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解決◎オープンソースベースの機能豊富な統合監視ツールを適用する
課題●保守サービス終了となるBladeCenterやFlexSystemの次をどうするか
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解決◎IBM iとHCIに分け、バックアップはData Domainで統合する
課題●INSネット「ディジタル通信モード」終了後も専用サーバーなしでEDIを行いたい
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解決◎IBM i上で稼働するJX手順対応のツールを採用する
課題●APIを使用せずに、IBM iの基幹システムをクラウドサービスへ連携したい
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解決◎ツールの新機能を使い、クラウド連携の開発工数やコストを最小化
課題●BI機能を利用するのに、負担増となる中間(専用)サーバーを立てたくない
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解決◎IBM i上で稼働するノンプログラミングのBIツールを採用
課題●PDMやSEU、DFUなど使い慣れた環境で、日常の開発・運用を効率化したい
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解決◎ソース世代管理やデータ保守・抽出・変換に今の環境のまま対応する
課題●複数のジョブやデータを連携させて一元的な運用管理を行いたい
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解決◎きめ細かい設定が可能なジョブ管理ツール/DB同期ツールを導入
課題●クラウドとオンプレミスの連携プログラムを短期間・高品質に開発したい
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解決◎多彩なアダプターを利用し「付加価値を高めた連携」を実現する
[i Magazine 2018 Summer(2018年5月)掲載]